TEC-S(GIR接合)
(Toughness-connector Easy Construction Sysytem)
ナット締めだけで木造4Fラーメン(木造ビル)構造を
実現する建築技術
第35回中小企業優秀技術・新製品賞にて「奨励賞」受賞
https://www.resona-fdn.or.jp/work.html
TEC-Sが、令和5年度 住宅生産技術イノベーション促進事業に採択されました。
https://www.scrimtec.co.jp/pdf/r5_saitakuteiannokettei.pdf
TEC-S は、靭性型 GIR「タフネスコネクター」と箱型のジョイント金物「キューブコネクター」を用いることにより、業界最高クラスの強度・剛性・靭性能を有するラーメンフレームを実現した工法です。
更に、施工は乾式施工(ナット締めのみ)で、建て方に要する工数を大幅に削減することが可能です。
特徴CHARACTERISTIC
POINT
1.簡易施工
柱、梁材のGIR及びタフネスコネクター、キューブコネクターは、工場で取り付けた状態で出荷され、現場ではナット締めを行うのみの乾式施工とし、建て方の大幅な時短を実現する。
2.高性能
柱脚及び梁接合には、従来のGIRの性能に靱性性能を付加したタフネスコネクターと、終局まで剛体の性能を保持するキューブコネクターを使用することで、高性能な木質ラーメンフレームを実現する。
3.ローコスト
TEC-Sでは、使用する部材を幅120 or 150、材成300、450、600、750の計8種類に限定し、使用部材の統一化を図ることによりコストダウンを実現し、ローコストの木造建築を可能とする。
4.構造計算の簡易化
上記の部材統一化により、各部材断面の曲げ耐力及び回転剛性を明示することが可能となる。
また、タフネスコネクターが靱性性能を有するため、C0=0.2での設計も実現でき、鉄骨造と同等の構造計算で木造の設計を行えるシステムとすることを開発目標とする。
5.部材の再利用
本システムの接合部は、1項で述べたようにナット締めのみの施工であり、解体においてもナットを外すだけで容易に解体が可能となる。
解体した部材は、そのまま再利できる仕組みとすることも本工法の開発コンセプトとする。
動画Movie
特許証Certificate Of Patent
乾式施工システム「TEC-S」に関する特許です。
「壁無双 450」及び「TEC-S」の基本技術に関する特許です。
性能評定RELIABILITY
評定プラン平立面図PLAN
計算ルートとモデル化ROOT
ラーメンフレームの
設計モデルと接合部詳細DETAIL
柱脚部詳細BASE
2~4F柱-梁接合部詳細PILLAR
RF柱-梁接合部詳細RF
2~4F十字接合部詳細CROSS
RF十字接合部詳細RF CROSS
柱継手詳細JOINT
計算と評価結果RESULT
接合部曲げ耐力及び
回転剛性算出式FORMULA
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