タフネスコネクター(GIR接合)
進化した新世代の接合技術
タフネスコネクターは、所謂GIR(グルード・イン・ロッド)接合です。
⾼強度・⾼剛性・⾼靱性を⾼次元で実現した新世代の⽊質構造⽤接合⾦物です。
TEC-S や壁無双 450 の基本技術となる接合金物です。
この技術が、非住宅・中層大規模木造建築物における設計の自由度を大幅に向上させます。
GIR接合とは?
グルード・イン・ロッド(Glued In Rod)接合は、「接着剤の中の棒」の文字の通り、木材に穿孔し、そこに挿入された棒状の接合具との空隙に注入・充填された接着剤の硬化により、応力を接着剤の付着力と接合具を介して伝達して接合耐力を発生させる接合方法です。各大学からも研究のためにお問い合わせ頂いています。
特徴CHARACTERISTIC
POINT – 01STRONG
⾼強度・⾼剛性・⾼靱性。
安定した接合耐⼒が確保
⽊造建築は、CLTやエンジニアードウッドの普及に伴い、⾼層化や⼤規模化が試みられるようになってきています。タフネスコネクターは、これからの⽊造建築に求められる、⾼強度・⾼剛性・⾼靱性を⾼次元で実現した新世代の⽊質構造⽤接合⾦物です。
⾼強度・⾼剛性・⾼靱性
複数本使⽤の場合、接合耐⼒・剛性共に使⽤本数に⽐例します。 終局はスチール側の破断。⽊材の材料強度に依存せず安定した接合耐⼒が確保できます。
構造計算
半剛接として、ラーメン構造の設計が可能です。靱性性能が⾼く、標準層せん断力係数C0=0.2での設計が可能。また、限界耐⼒計算など⾼度な設計にも対応できます。
POINT – 02DESIGN
⽊のぬくもりを最⼤限に発揮
⾦物が⾒えない純⽊造の⾒栄え
タフネスコネクターは⾦物が⽊材表⾯に露出しないため、木材の美しさを最⼤限に活かす設計を⾏っていただけます。ラーメン構造においては木架構そのものの美しさを活かすことも可能。木本来の美しさを最大限に表現する設計を行って頂けます。
意匠性
⾦物の露出は⼀切ありません。⽊材現し部分への使⽤も可能です。⾼い意匠性を実現できます。
耐⽕性能
⾦物及び接着剤は全て⽊材内部に埋設。燃え代内部に⾦物配置する事で⾼い耐⽕性能を発揮。ホームコネクターは、木材に埋設される為、露出系の金物の様に金物自体に対する燃え代は必要無く、最小断面での設計が可能となります。
性能評定RELIABILITY
事例紹介WORKS
- 柳町
- ささしまライブ高架下オフィス